中国の研究者がゲノム編集の技術を使い、HIV(エイズ)に耐性のある遺伝子を持つ双子を誕生させた事を発表!その子供達へのリスクについて調べた。
去年11月 中国の研修者がゲノム操作を使い、双子の赤ちゃんと一人の赤ちゃん
計3人を誕生させました。
遺伝情報の書き換えは罪であり、賀元准教授ら3人は倫理的な手続きに必要とする書類をも捏造したとして、いずれも罪を認めています。
深センの裁判所は賀元准教授に対し、違法な医療行為を行った罪で、懲役3年の実刑と日本円で4700万相当の罰金が科せられました。
このゲノム編集で誕生させた赤ちゃん達にリスクはないのか?
賀氏は「クリスパー(
)」と呼ばれる遺伝子編集技術を用い、CCR5遺伝子の変異体「CCR5デルタ32」を受精卵の段階に双子の女児の染色体に挿入。双子の女児の父親はHIVに感染していたが、女児らは遺伝子変異によりHIVに感染しない。だが、新たな遺伝子構造と死亡届に関する広範な研究により、CCR5に変異がある人は世界の平均よりも早死にする確率が20%ほど高いことが明らかになった。
研究チームは英国の40万9000人の健康データを調査し、自然に起きる確率は1%程度しかないCCR5の変異があるかないか、さらに変異がある人がいつどのように亡くなったかを分析。
対象データの年齢調整を行った上で明らかになったのは、変異のある人が76歳未満で亡くなる可能性は、ない人に比べて21%高いことだった。
また、変異のある人はHIV感染よりずっと一般的な疾患、とりわけインフルエンザで亡くなる可能性が著しく高いことも判明した。
研究チームは論文で「HIVへの耐性の代償として、より一般的な疾患にかかりやすくなっている可能性がある」と指摘している。
論文ではなぜ遺伝子変異によって死亡リスクが高まるのかについて説明はされていないが、賀氏に遺伝子編集実験の再現を思いとどまらせるべき明確な統計的傾向があったと研究チームは指摘。
また研究チームは「クリスパー技術を使って新たな、もしくは派生した遺伝子変異をヒトに用いることは、その変異に利点があると認められていたとしてもかなりのリスクを伴う」と強調している。
フランシス・クリック研究所(
)の科学者ロビン・ラベルバッジ( )氏は、「このことがまたしても示していることは、ゲノム編集の実験で賀氏がCCR5の変異を選択したことは愚かだったということだ。ただただ私たちは、いまだに遺伝子について十分な理解を得ていないのだ」と述べている。(c)AFP/Patrick GALEY
この説明を読んで、まだまだ未知の研究である事がわかる。
死亡確率が高くなる事や、将来的に その子供達が大人になり結婚し、新しく産まれてくる子供に何らかの変異が起きない事を祈りたい。
ゲノム編集技術は食品でも活用され始めている
このように、食品 動物に対してゲノム編集が行われるようになった。
ネットでも食品のゲノム編集について騒がれている。
今後は多くの品種でアメリカの企業が配布する種でしか農業が出来なくなり、そのゲノム編集作物がどのように人体に影響するかはまだ結果も出ていないのが現実。こんな重要なことさえ「無関心層」という大多数の日本人は知りもしないでヤバいモノ平気で毎日食ってる。政治に無関心はバカでしかない。
— ono hiroshi (@hiroshimilano) 2019年12月29日
年明け1月1日発効の日米FTA
— 咲 🌼 (@pon5yk73mx) 2019年12月27日
すでに国内で販売されている小麦製品の7割から発がん性物質の「グリホサート」が検出されている
来年は、遺伝子組み換え作物・ゲノム編集食品・ホルモン漬け牛肉・乳製品も大量に入ってくるんだよね
ヤバイよ食べられるものがないじゃん
どないすればええねん😭
ゲノム編集によってブドウ並みに実をつけるトマトが開発される https://t.co/vjytCXulHQ
— VAIENCE(バイエンス) (@vaience_com) 2019年12月26日
ゲノム編集の子供はまだまだ誕生する。まとめ
今回、賀元准教授は捕まったが、同じような考えを持ち 利益の為だけに法を無視してゲノム編集を行う医者は必ず出てくるでしょう。
短期的に見て、素晴らしい事だと思える人もいるだろうが、長期的にみて、10年・20年後にはどういった変異が起こるかわからない。
勿論自分も もっと頭が良ければ・・・と編集して欲しくもあるが、将来的に見て人間の幸福とはなんなのか考えさせられる。